中学生になっても子どもとお風呂に入ったり、手を繋いでショッピングをしたり、大学のオープンスクールについていったり、はては大学の履修説明会や就職説明会にまで参加し、積極的に質問したりする。そんな親が増えているという。急増する「仲良し親子」「ベッタリ親子」。もはや「子どもが部屋にこもって、何をしているのかわからない」のは、前時代のことらしい。 「尾木ママ」の愛称で知られる教育評論家の尾木直樹氏は、『親子共依存』(ポプラ社)のなかで、このような状況に警鐘を鳴らしている。たとえば、前述の「親子入浴」については、幼少期であれば「父子入浴を体験している人ほど、成人しても父親に対して信愛の念を持っている」など、子どもの人格形成上、良い影響を及ぼすことが調査でわかっている。しかし、思春期になっての親子入浴は、子どもの自立心を阻害するという。ちなみに、思春期は男の子で小学5年生の夏以降、女の子で4年生の2月
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