以降の節で順にこれらのコマンドの使い方を説明します。見出しの括弧は旧コマンドです。 また、各節の終わりにリファレンスへのリンクを置いていますが、 少なくとも本稿の執筆時点においては旧コマンドの方が詳細に書かれているので、必要に応じてそちらも参照してください。 なお日本語版のドキュメントにはまだ新コマンド版のリファレンスはありません。 シェルの補完についてdockerのサブコマンドは、 861162a44 のようなハッシュ値や、 romantic_neumann のようにランダムな英単語の組み合わせで自動生成されたコンテナ名をパラメータとして受け取ります。 Docker for Macにはbashやzshでコマンドの補完を行うためのスクリプトが同梱されていますが、 ただインストールするだけでは有効になりません。 補完のための設定については別に記事を書いたのでこちらを参照してください。 bas