ロール機能とは アプリケーションを使う上で、特定のユーザーにのみ操作を制限したいというケースはよくあることです。例えば、社員の管理を行う機能は、一般のユーザーが勝手に操作できては困るので、社員を管理する「役割」を持ったユーザーでのみ操作を行えるようにする、といった具合です。 こういった時に一番簡単なのは、「操作が可能である」という情報を各機能、各ユーザー毎に設定することです。この方法は機能数、ユーザー数が少なければ、うまくいくでしょう。しかし、どちらかが多くなってくると、途端に管理しきれなくなってきます。 そこで、この問題を解決するために「役割(ロール、権限)」という概念を導入します。まずある一定の役割を持ったユーザーをグループ化ます。そして、各機能に対してはユーザー単位でなくロール単位で操作できるかどうかを設定します。こうすることで、役割やユーザーの増減に伴う影響を少なくできるのです。