住民基本台帳(今年1月1日時点)に基づく日本人の人口が前年より約27万人少ない1億2589万人となり、7年連続で減ったことが13日、総務省の人口調査でわかった。全体に占める65歳以上の割合は26・59%、東京、名古屋、関西の三大都市圏の人口の割合は51・23%といずれも過去最高を更新するなど、高齢化と都市部への一極集中が進んでいる。 日本人の人口は前年より27万1834人減り、年単位の減少数は今の調査を始めた1968年以来、最大となった。出生者数から死亡者数を引いた「自然減」が28万6098人と過去最大だったためだ。「自然増」は沖縄、東京、愛知、滋賀の4都県だけで、人口が増えたのは東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、沖縄の6都県にとどまった。 外国人の人口は約11万人増の217万人で、2013年の調査開始以来、最高だった。(相原亮)