『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載です。 ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日本のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第12回 脱原発派候補「一本化」論議に思うこと 都知事選に細川護煕元首相が「脱原発」を争点に立候補し、小泉純一郎元首相が支援を表明しました。 すると、脱原発派の方々からは「脱原発候補を一本化するために、宇都宮健児氏は立候補を取り下げるべきだ」という意見が多数出てきました。 たしかに、脱原発を目指す立場からいえば、票が割れるのは好ましくありません。僕も脱原発を心から望む人間ですから、候補者同士で意見の摺り合わせができるなら、一本化されるのが理想だと思います。 しかし、です。一本化を主張している方々に、僕は敢えて問いたいのです。 「みなさんは、超能力者なのですか?」と
早稲田大や慶応大、日本大、上智大など有名私立大が4月から学費を値上げする。 キャンパスなどの教育環境を充実させるためとしているが、消費増税による大学の経費負担増を補う面もあるとみられる。学生や保護者はやりくりを迫られることになりそうだ。 読売新聞が、学部生が1万人を超える私立大39校に新年度からの学費について尋ねたところ、少なくとも13校が値上げを回答した。 日大は、新入生対象に14学部中6学部で8〜17年ぶりに授業料などを改定し、初年度納付金は5万〜20万円増となる。20万円増の166万円となるのは生物資源科学部の一部学科で、13・7%増の計算だ。同大は「学生減で収入が減っても支出を削ってきたが、教育環境の充実のため値上げはやむを得ない」と説明する。 2006年度から毎年、新入生の授業料を0・7%値上げしている早大は、14年度も継続する。政治経済学部だけは3万円上げる。さらに、留
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