〈台風18号発生 南下中〉9月28日(土)午前9時、フィリピンの東で台風18号が発生しました。この台風は、もともと沖縄の南にあった熱帯低気圧が発達したものです。熱帯低気圧の段階から南へ進み、フィリピンの東で台風に変わりました。南下した理由として、上空に寒気が入ってきたことが影響していると考えられます。上空に寒気があることで、なかなか北上することができずに行き場がなくなり、南へ南へ移動している状況です。 〈進路変更のタイミングが重要〉上空の寒気が抜ける30日(月)ごろから、台風の進路は次第に北寄りに変わる見込みです。台風が進路変更するときは、例えば自動車がカーブを曲がる時と同じように速度が遅くなります。そのため、進路変更のタイミングとその速度が、沖縄地方への接近の予想に影響してきます。台風がいつ進路変更するのか重要なポイントとなります。