【パリ=白石透冴】日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(65)が保釈条件に違反してレバノンに逃亡した問題で、フランスのパニエルナシェ経済・財務副大臣は2日、「ゴーン元会長がフランスに来たとしても、(日本に)引き渡すことはしない」と語った。元会長が日本に戻る可能性はさらに低くなった。仏テレビBFMの取材に応じた。パニエルナシェ氏は「
12月31日早朝、日本よりも出遅れて、フランスでも日産自動車のカルロス・ゴーン元会長の日本出国が報じられた。今回は、フランスでこの事件がどのように報道されているか、また、市民はどう感じているのかについてお知らせしたい。 ルノー社労働組合、怒りのコミュニケ発表まず、8時50分、テレビ局BFMTV局では、特派員が次のように語った。「この事件に私はあまり驚いていません。さもありなんというところでしょうか。ベイルートは普通の基準の飛行場ですが、ゴーン氏は政治的な擁護を受けて入国したと思います。レバノンは北欧のような法治国家ではないので法の網の目をくぐることは簡単、武器は流通するし、人とのコンタクトは金があれば買うことができる。…(中略)…こちらでは次期大統領になってくれれば国の経済を上昇させることもできるではないかというSNSも出回っている。彼はレバノンで大きな投資をしているし、ぶどう畑や不動産も
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