港区立笄小学校に通った思い出を語る馮寄台代表。日本人よりも日本語の妙を知り尽くしたような、巧みで心のこもった語り口に、聴衆は身を乗り出して聴き入った 馮寄台(ひょう・きたい)台北駐日経済文化代表処代表が2009年12月3日、帝国ホテルで開いたアジア調査会講演会で「台湾・日本関係-この1年-」と題して講演。日本通の外交官だった父のこと、子ども時代を過ごした日本の思い出からはじまって、日本・台湾の長い良好な関係、中国・台湾の微妙な両岸関係や台湾新政権の国際認識、今後の日台関係の見通しにいたるまで、絶妙な話術で語っていただきました。日本人か、と思うほど巧みで心のこもった話に会員たちは時間のたつのも忘れて聞き入っていました。講演内容を掲載します。 講演全文と質疑応答の要旨は、社団法人アジア調査会が発行する「アジア時報」1・2月合併号に掲載されています。「アジア時報」(1部500円)を購入されたい方