2009年6月15日のブックマーク (7件)

  • 『レスラー』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ

    初日に鑑賞。もうなんと言ったらいいのか…。あまりにやりきれない、切実な映画でした。クライマックスではアホみたいに滂沱の涙が…。 物語。80年代に人気を誇ったレスラー、ランディ“ザ・ラム”(ミッキー・ローク)。今は老いて零落し、スーパーでアルバイトをしながら、まだ小さな試合でプロレスラーを続けている。しかしある試合後心臓発作を起こし、心臓のバイパス手術を受けたことで選手生命が絶たれてしまう。生きがいを失い不安になるランディ。しかしその傷心は、スーパーの仕事をこなしたり、惚れたストリッパーとデートにこぎつけたり、疎遠になっていた娘との和解でほぐれていくかに見えた。だが、やはり些細な幸福すら指の隙間からこぼれていってしまい…というお話。 <ネタバレ有り> ダーレン・アロノフスキーらしい演出へのこだわりによって、作はまるでドキュメントを観ているような錯覚に陥ります。ミッキー・ロークの背中を執拗に

    『レスラー』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ
  • 地獄変:ブリーチの久保帯人が表紙描く 安吾の「堕落論」も 集英社文庫(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)

    マンガ「ブリーチ」の久保帯人(たいと)さんが表紙イラストを描いた芥川龍之介の名作「地獄変」(350円)と坂口安吾の「堕落論」(450円)の新装版が集英社文庫から26日、発売される。 「地獄変」はギラギラと赤い眼光を放つ挑発的な男が描かれ、「堕落論」は両手を上げて、二の腕をさらした和服の女が描かれている。若い世代に名作小説をアピールする夏の文庫フェア「ナツイチ」の企画で、07年に「デスノート」の小畑健さんが表紙を描いた「人間失格」が29万7000部、08年には「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦さんの「伊豆の踊り子」が13万7000部を売り上げている。 久保さん以外にも、「テニスの王子様」の許斐剛(このみ・たけし)さんが太宰治の「走れメロス」の表紙を描いている。【松村果奈】

  • 埼玉で高齢者の万引き急増、昨年摘発は過去最多1145人(読売新聞) - Yahoo!ニュース

    埼玉県で高齢者の万引きが急増している。同県内で警察に摘発された65歳以上は昨年、1145人と過去最多で、全体の4人に1人が高齢者だった。 この5年でほぼ倍増、犯行も悪質化している。道徳心の低下が一因とみられ、学識経験者からは、社会参加の必要性を指摘する声も上がっている。 さいたま市内のスーパーで5月下旬、買い物をしていた女(70)は、缶詰3個を素早くバッグに押し込んだ。巡回中の女性保安員(67)が、店を出たところで声をかけると、女は保安員を突き飛ばした。保安員は手に擦り傷を負い、女は周りの人に取り押さえられ、警察に引き渡された。 保安員を派遣していた日警保安埼玉事業部(さいたま市)の土方秀明部長は、「万引きがばれた高齢者が開き直るのは、最近では珍しくない」と指摘する。土方部長によると、こうした悪質なケースが顕著に増えている。「いつも買っているのだから、たまにはいいでしょ」「太陽の光の

    nacht_musik
    nacht_musik 2009/06/15
    埼玉全域がサファリパークみたいなもんだし
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
  • 勝間和代十夜 第一夜 - ぼんやり上手

    第一夜 こんな勝間和代を見た。 散髪に行った帰り道、自分の前を勝間和代によく似た女が歩いている。 こんな夕時の田舎町に勝間和代とは珍しい。自分は勝間和代には関心があるほうだったので、思い切って声をかけた。 「ちょいとお尋ねしますが、あなた、勝間さんじゃありませんか」 振り向いた女は、ほほほ、と笑うだけで、質問に答えようとしない。けれどもその笑い顔がいかにも勝間和代にそっくりだったので、やっぱりそうだ、これは勝間和代だ、黙っていたって自分にはわかるぞ、と思った。方向も同じだったので、自然と女と一緒に歩くような形になった。 しばらくは得意な気分で女の横を歩いていたが、そのうち、だんだんとじれったい気持ちになってきた。 「あなた、あれやってくださいよ、あれ。当の勝間さんならご存知でしょう」 それを聞くと女は立ち止まり、にっこりと笑って言った。ようござんす、ただし決まりがあります。わたしがそれを

  • http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/20090615

  • 深町秋生の序二段日記

    上映が終わってからもなかなか椅子から立てなかった。 プロレスやレスラーに対する愛や敬意にあふれていて、作品は悲哀と孤独を濃密に描いているものの、鑑賞中はとてつもない幸福に包まれていた。「おもしろい」「泣ける」というよりも、ここでぴったりくるのは「ありがとう」という言葉だった。アロノフスキー監督や主演のミッキー・ローク、すべてのスタッフに対して感謝を述べたい。ありがとう。 80年代にMSGを賑わせたレスラーの“ザ・ラム”ランディ。だが20年後の今はかつての栄華を失い、ニュージャージー(アメリカにおける埼玉みたいなとこ)周辺のドサ回りで糊口をしのいでいる有様。わびしいトレーラーハウスの家賃すら滞納し、近所のスーパーでバイトをしながらのカツカツ生活を強いられている。家族はすでにバラバラ。ちがう生き方を選ぶ余裕さえ失われている。長年のレスラー生活で、身体は悲鳴をあげ続けている。どんづまりの人生。そ

    深町秋生の序二段日記