【WBAフライ級タイトルマッチ】十二回を戦い終え、勝利を確信して腕を突き上げる亀田大毅(中央)=神戸・ワールド記念ホールで2010年2月7日、幾島健太郎撮影 世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ12回戦が7日、神戸・ワールド記念ホールで行われ、同級11位、亀田大毅(21)=亀田=が王者のデンカオセーン・カオウィチット(33)=タイ=に3−0で判定勝ちし、自身3度目の世界挑戦で初の王座を獲得した。兄興毅(23)=亀田=は世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者で、日本人初の兄弟世界王者となった。 デンカオセーンと亀田大は昨年10月に対戦し、デンカオセーンが判定勝ちしていた。デンカオセーンは3度目の防衛に失敗した。国内ジムに所属する男子の現役世界王者は、史上最多タイの7人に増えた。 WBA女子スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦もあり、王者の天海ツナミ(25)=山木=が同