えびの市教委は28日、市民図書館のホームページを管理しているサーバーから、図書館利用者の個人情報がインターネットを通じて流出したと発表した。09年1月16日付の返本督促者データで、116人分の名前、住所、電話番号、借りた本の書名などが含まれる。市教委は他にも流出の可能性があるとみて調べている。 28日午後、ホームページのサーバー管理を委託している福岡市の業者に個人情報がダウンロードされているとの情報があった。 市教委と委託業者によると、流出した個人情報は、図書検索サーバーに置いていた。さらに保守操作を誤ってパスワードの設定が外れ、インターネットからアクセス可能な状態にしていた。いずれも今夏のホームページ更新時に確認。データは8月4日に削除しており、それ以前に特定手順(FTP)を介して流出したと見ている。