C++11では<future>ヘッダが導入され、 簡単に非同期の処理が実装できるようになった。 以下では用途毎に実装方法をまとめる。 thread間での同期の話はせず、あくまで完全に非同期な処理についてまとめる。 戻り値が必要ない場合(Thread-per-message pattern) とりあえず非同期に実行できればいい場合。 実行時間を短縮するために複数の独立な処理を並列に実行するなどの応用が考えられる。 std::threadを使用する。最も基本的な使い方は以下の通りである: auto th1 = std::thread([]{ do_long_work(); }); do_another_things(); th1.join(); std::threadの引数に実行したい関数を渡す。 関数に引数を与えたい場合は、std::thread(func, arg)のように行う。 プログラ