露EEZ内でのサケ・マス流し網漁の代替として水揚げされるサバ・マイワシ(6月29日午前5時2分、根室市・花咲港で)=松田拓也撮影 今年から禁止されたロシアの排他的経済水域(EEZ)でのサケ・マス流し網漁。 1930年代から続く漁の禁止で北海道・道東全体の経済的損失は水揚げだけで33億円、加工業、運送業などを含めると185億円と試算される。 この水域で操業していた38隻のうち32隻を占める根室の打撃は大きい。春から初夏の主力を失ったマチは疲弊している。 「そう簡単に代わりは見つからないよ」 根室市の水産加工会社「マルユウ」(高岡一朗社長)は、カラフトマスを使った缶詰生産をやめている。量が確保でき価格も安定していたサケ・マスの仕入れができなくなったためだ。 代替として昨年から取り組み始めている冷凍のサンマとマイカを使った缶詰に期待しているが、「安定した売り上げを維持できるかは不安」と高岡さんの
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