【ソウル=豊浦潤一】韓国の情報機関・国家情報院は13日、国会の情報委員会で、北朝鮮の玄永哲(ヒョンヨンチョル)人民武力相(国防相)が粛清されたと報告した。 委員会に出席した複数の国会議員が報道陣に明らかにした。事実なら金正恩(キムジョンウン)第1書記が恐怖政治を強めていることを示すものだ。 玄氏は、金第1書記が出席した4月24、25日の朝鮮人民軍第5回訓練指導官大会で居眠りをしているのを金第1書記にみつかった。このほか、金第1書記の命令に対して何度か口答えをし、金第1書記に対する不満を表明したことが粛清の理由とみられるという。玄氏は逮捕された後の4月30日頃、粛清された。平壌の姜健総合軍官学校の射撃場で数百人の将校が見守る中で高射砲で公開処刑されたとの情報もあるという。 金第1書記は2013年12月に政権ナンバー2で叔父の張成沢(チャンソンテク)前国防委員会副委員長を処刑した。しかし、今回
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