静岡県警は12日、10月30日に富士山の7合目付近(標高約3000メートル)で見つかった身元不明の遺体について、東京都新宿区西早稲田の塩原徹さん(47)と判明したと公表した。状況から十分な装備をせずに冬の富士登山を強行していたとみられる。今回のように7〜9月の開山期以外に登って遭難するケースは後を絶たず、県や県警は安易な入山を控えるよう呼びかけている。 御殿場署などによると、塩原さんは、10月28日午後、自らが富士登山する様子を動画撮影し、インターネットに生配信していた際に、滑落したものとみられる。その時とみられる動画では、男性が実況中継をしながら雪山をゆっくりと歩き、「滑る」と叫んだ瞬間に滑落する様子が映っていた。 ネット上はすぐに騒然となり、静岡、山梨両県警に通報があった。県警の山岳遭難救助隊は2日後に雪に埋もれた状態の遺体を発見した。身元を特定できる所持品がないほか、遺体の損傷が激し
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