JR九州は25日、東京証券取引所に株式を上場し、発足から29年で完全民営化します。上場時に想定される時価総額は4000億円を超え、ことし国内では、無料通信アプリを運営するLINEに次ぐ大型上場となる見込みです。 主力の鉄道事業は、現在もほとんどの路線で赤字が続いていますが、駅ビルやマンションの開発などで収益力が向上したことから、鉄道・運輸機構が保有する株式をすべて売却し、25日、東京証券取引所1部に株式を上場することになりました。JRの鉄道会社が株式を上場するのは、「東日本」「西日本」「東海」についで4社目です。 上場時に想定される時価総額は4000億円を超え、ことしに入って国内では、無料通信アプリを運営するLINEに次ぐ大型上場となる見込みです。 JR九州は、上場によって経営の自由度が高まり大規模な資金調達も可能になるとして、さらに事業を多角化して収益力を高めたいとしています。 昭和62