ブラジルの首都ブラジリアで、報道陣に語るジャイル・ボルソナロ大統領(2021年3月31日撮影、資料写真)。(c)EVARISTO SA / AFP 【4月10日 AFP】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は9日、最高裁判所が上院に対し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)をめぐる政府の対応について調査を命じたことを受け、自身は「司法アクティビズム」の犠牲者だと述べた。 前日、最高裁のルイス・ロベルト・バロッソ(Luis Roberto Barroso)判事は、ボルソナロ氏の新型コロナウイルス対応について調査の開始を決定した。これに従い上院委員会は「政府の対策と不作為(中略)、特にアマゾナス(Amazonas)州で入院患者用の酸素が不足した後の医療危機の悪化について」調査する。 アマゾナス州の州都マナウス(Manaus)では1月、病院で新型コロ