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小説と古本屋に関するnagaichiのブックマーク (1)

  • 今日、ふらりと古本屋へ立ち寄った

    そこで翻訳ものの小説を一冊、買った。 その小説は日焼けし、随分と痛んだ状態で、投げ売りのように100円で売られていた。 作者の名前もまるで聞いたことがなく、ただ作品名と雰囲気が何となく良いなと思って手に取り、購入したに過ぎなかった。 店を出るとアーケードの下、若干の寒さを覚えてポケットに手を入れる。 それでも右手のみを外に出し、その手はスマホを握っている。 今しがた買った小説をちょっと調べてみるか。 軽い気持ちで検索をかけるとすぐに見つかった。だが感想は何処にも書いてない。 全くだ。 買った小説の感想はいくら検索をかけても見つからない。 存在しなかった。 その事実が悲しい反面、嬉しくもあった。 ネットは万能じゃない。けれど、だからこそ価値を高めてくれるものもある。 私はきっと、誰も知らない物語をこれから知るんだろう。

    今日、ふらりと古本屋へ立ち寄った
    nagaichi
    nagaichi 2023/12/12
    インターネット草創期以前に刊行されたマイナー小説なら、感想がネット上にない、もしくはかつてあったがサービス終了で消え去った可能性はあるな。まあ検索がダメな可能性も高いが。
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