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ブックマーク / www.h5.dion.ne.jp/~terun (3)

  • 哲学的な何か、あと科学とか

    Q1:飲茶さんは、 「『機械的な部品』にすぎない脳細胞がどんなに集まっても、 なぜクオリアが生じるのか説明ができない」 と言っていますが、 たとえば、車のエンジンは、『機械的な部品』が集まってできたものですが、 エンジンをどんなに分解しても、「車が走るという現象」はでてきません。 脳とクオリアの関係も、これと同じで、 説明できなくても当たり前ではないでしょうか? つまり、クオリアを問題にしている人たちは、 「エンジンを分解したのに『車が走る』という現象がどこにもないぞ」 と大騒ぎしているのと同じではないでしょうか? A1:いいえ、ちがいます。たしかに、エンジンを調べても、 「車が走る」という「現象そのもの」は出てきませんが、 「車が走る」という「機能の仕組み」は説明はできます。 たとえば、「なぜ車が走るのか。それは、エンジンの中でガソリンが爆発して、 その力がシャフトに伝わり、タイヤを回す

  • フェルマーの最終定理(8) 未解決問題

    ――男がいた。その男は、とても優秀な人間だった。 子供の頃から、知的な才能に恵まれ、 同年代の子供たちの中でも、ずば抜けて聡明だった彼は、 両親や先生たちから、神童としてかわいがられてきた。 そして、当然のように、一流の学校に進学。 もちろん、そこでも、常にトップクラス。 試験では高得点を欲しいままにとる成績優秀な彼を、 友人たちは尊敬の眼差しで見つめ、 先生たちは手とすべき優等生として褒めたたえた。 「きっと彼は、立派な学者、研究者、教授になるだろう」 誰もがそう思った。彼は将来を期待された人間だった。 だが……。 どこで歯車が狂ってしまったのだろう……。 結局、彼は、学術的な仕事、創造的な仕事にはつけなかった。 なぜか、どの仕事についても、いつも重要なポストから外され、 いつのまにか、誰にでもできるような 単純作業の繰り返しをする職場にまわされるのだった。 当然、安月給。 そんな職場

  • フェルマーの最終定理 - 哲学的な何か、あと科学とか

    フェルマーの最終定理(1) フェルマーの最終定理。 それは、 n≧3のとき、 Xn+Yn=Zn を満たす、自然数 X、Y、Zは存在しない という数学の定理である。 このフェルマーの最終定理の意味を理解するのは、 とても簡単だ。 結局のところ、フェルマーの最終定理とは―― Xn+Yn=Zn という数式について、 n = 2 の場合、つまり、 X2+Y2=Z2 の場合は、 32+42=52 (X=3,Y=4,Z=5)という解が見つかるけど、 n ≧ 3 (n が3以上)の場合、 つまり、 X3+Y3=Z3 や  X4+Y4=Z4 や X5+Y5=Z5 の場合は、 その式を満たす自然数 X、Y、Zは、絶対に存在しないよ〜 ――と言っているだけの話である。 n≧3のとき、 Xn+Yn=Zn を満たす自然数 X、Y、Zは存在しない! これが、フェルマーの最終定理である。 そう、フェルマーの最終定理と

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