カントは、単にVRMレイアウトのリアリティに寄与するだけでなく、個人的にはVRM→Rにも非常に役立つものとして期待していました。 VRM→Rは、VRMで撮影地の線形を再現することで、現地の雰囲気をつかむことが目的です。しかし、VRM4にカントが実装されていないがために、特に曲線区間の再現はまさしく不十分でした。 鉄道写真を撮ったことがある方はきっと同意していただけるだろうと思いますが、カントは、そこを通過する鉄道車両に躍動感をもたらします。 逆に言えば、カントのないカーブを通過する鉄道車両・・・すなわち今までのVRM4の鉄道車両、ということになりますけど・・・には躍動感がありません。カントがある場合と比べると、まるで手も足もふらずに歩く人間のようです。 文章ではあまり説得力がないので、画像をご覧ください。