タグ

映画に関するnagasodeのブックマーク (4)

  • M・スコセッシ監督が語る 『沈黙』を映画化した意味 - 日本経済新聞

    マーティン・スコセッシ監督の最新作となる『沈黙-サイレンス-』が1月21日から日公開となる。遠藤周作の原作と出合ってから28年、いくつもの困難を乗り越えて映画化を実現したという、まさにスコセッシ監督のライフワークともいうべき作品だ。世界の映画人から尊敬され、アカデミー賞監督賞(『ディパーテッド』)にも輝く世界的な巨匠が、それほどまでにほれこんだ原作とは、どのような話なのか。舞台は17世紀、

    M・スコセッシ監督が語る 『沈黙』を映画化した意味 - 日本経済新聞
  • ズートピア - 動物アニメの超変化球。差別と社会、政治を描くSF映画 - farsite / 圏外日誌

    様々な動物たちが入り乱れて楽し気な『ズートピア』。ふたを開けてみたらこの映画、ものすっごい変化球だった! 犯罪捜査ミステリから、なんとハードな差別問題を描き出す。そしてこれ、れっきとしたSF、思考実験としてのSFなのだ。 なにがSFって、そもそもほとんどの動物アニメで不文律だった「肉獣も草獣も仲良く暮らしている」という世界観に思い切りメスを入れたところ。その理由を「進化・文明の発展の結果、物連鎖が解消された」と説明し(科学的正確さでなく、「ロジックがある」ことが重要だ)、さらにそこに2段目の「もしも」を設定する。 もしも、草獣と肉獣の共存関係が崩れたら……? その結果描かれるのは、社会に渦巻く偏見と差別だ。 物語の背後から現れる、偏見と差別 映画の中で、警官ウサギのジュディと相棒のキツネのニックは、「ウサギだから非力」「キツネだから狡猾」という偏見や、偏見が負わせた心の傷と闘いな

    ズートピア - 動物アニメの超変化球。差別と社会、政治を描くSF映画 - farsite / 圏外日誌
  • 『スポットライト - 世紀のスクープ』 - 有能な上司がすべてを変えるというビジネス映画 - farsite / 圏外日誌

    カトリック教会の小児性愛スキャンダルを暴いた、2002年のボストン・グローブ誌の取材チームの活躍を描く映画『スポットライト』。事件がどれだけ酷いものかは語りつくされていると思うんで、「物語」としての感想を書くと、びっくりしたのは、編集局長マーティー・バロンを演じるリーヴ・シュレイバーの存在感! 主役を張るマイケル・キートン(調査記事チームデスク ロビー)やマーク・ラファロ(同記者 マイク)の活躍より、彼のインパクトに目を奪われた。 報道だけでなくビジネス全般に共通する物語 この映画、新聞業界を舞台にしてはいるけれど、その骨格は業界にとらわれない、いわゆるサラリーワーカーのビジネスストーリーになってる。とあるビジネスユニットのリーダーとスタッフたちが、ある案件をどうやってモノにし、育て、華々しい成果を上げるに至るかを描いてるわけ。 そのユニットの上長として、彼らに案件とモチベーションを与え、

    『スポットライト - 世紀のスクープ』 - 有能な上司がすべてを変えるというビジネス映画 - farsite / 圏外日誌
  • 『ルーム』 - 犯罪被害者の苦痛は永遠に続く。辛い映画。 - farsite / 圏外日誌

    たとえばドラマ『クリミナル・マインド』なんかそうだけど、異常犯罪・猟奇犯罪をテーマにしたサスペンス・ドラマはたいてい、警察VS犯人、事件が解決するまでを描く。事件の「被害者」は、実のところ脇役でいることが多い。ところが、この映画はその逆を行く。 主役は被害者。この映画では犯人も脇役。警察なんてほとんど出てこない。描かれるのは、ふたりの被害者と、彼女/彼が閉じ込められた「部屋」だ。それは誘拐犯の部屋だけじゃない。事件が解決し、誘拐犯から解放されたあとの、自宅の部屋も意味する。 高校生の頃に誘拐され、6年にわたり監禁されている女性ジョイ(ブリー・ラーソン)と、5歳になったばかりの子供ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)。映画の語り手/視点も二人の間を行き来し、ふたりは不可分の存在であることが示される。 それが後半になると、依存関係は分断し、また苦しみが続く。はじめてジョイ以外の人間と接するジャ

    『ルーム』 - 犯罪被害者の苦痛は永遠に続く。辛い映画。 - farsite / 圏外日誌
  • 1