印刷 NTTデータ経営研究所はアサヒビールや帝人、大日本印刷など10数社と共同で、脳科学を商品開発に生かす応用脳科学R&D研究会「ニューロデザイン研究会」を発足した。脳神経科学を商品デザインやプロセスに応用する国内外の事例調査結果を基に、日本発の商品開発に活用することを目的にする。 現時点での参加企業はアサヒビール、キリンホールディングス、サッポロビール、カーメイト、アサツーディ・ケイ、大日本印刷、凸版印刷、博報堂、NTTデータ、竹中工務店、帝人など13社。国際電気通信基礎技術研究所の神谷之康脳情報研究所室長も招く。 NTTデータ経営研究所はニューロデザイン戦略を掲げ、脳科学の知見を基にしたデザインの創出方法を研究してきた。例えば特定のデザインに対する脳の反応を計測することで、人がそのデザインに対してどのように認知するかを明らかにしたり、消費者が商品を手に取るなどの行動データを分析し