検索エンジンを軸に形づくられてきた“Web の常識”。 その常識は、ソーシャルとアプリの普及で変化を見せる 本稿では、Web とアプリとの間の断絶を検討する Web が、メディアを運ぶプラットフォームとしての可能性をもたらしてからおよそ15年が経ちました。 15年の間に、Web はメディア消費のスタイルにおいてさまざまな断絶的な変化をもたらしました。 中でも、最も著しい変化と筆者が考えるのが、検索エンジンを介してコンテンツへと到達するメディア消費スタイルです。 しかし、検索エンジンがあたかも“神”であるかのように振る舞ってきた時代に、転機が訪れています。 ひとつは、ソーシャルメディアという検索エンジンが入り込みにくい世界が膨張していること。 もうひとつが、モバイルデバイスで浸透をしているアプリ型メディアです。 これらいずれもが、15年にわたり築かれてきた Web の常識を覆