今回は、データが中心で人間を不幸にするデータドリブンな文化と、人間中心でデータを道具としてデータインフォームドな文化の違いの話をします。今回の記事を書くにあたって、「Becoming Data Driven, From First Principles」(リンク)を大きく参考にさせてもらっています。 データドリブンという言葉は日本でもだいぶ浸透していますね。 私はふだんアメリカに住んでいるのですが、仕事の関係でたまに日本に行きます。そのタイミングでExploratoryのお客様の方たちとお話をさせていただくのですが、そのさい「データドリブン」になりたいが、うまくいかないという話をよく耳にします。 ここで質問ですが、みなさんはなぜ「データドリブン」になりたいんでしょうか? こんな質問をすると、今さら当たり前のことを聞くのはやめてよ、 と言われるかもしれません。 今となってはどんなビジネスでも