.Enterobacter sakazakii(以下「本菌」という。)は、ヒトや動物、環境中に確認される多数の菌種を含む腸内細菌科Enterobacter属の細菌です。 この細菌は、特に乳幼児の髄膜炎や腸炎の発生に関係しているとされています。感染した乳幼児の20~50%が死亡したという事例の報告もあります。 また、死亡に至らなかった場合も、神経障害等重篤な合併症が継続するとされています。成人が感染した場合は、その症状はかなり軽度であるとされています。
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