――「マンガっぽさ」ということでいえば、線に入り抜き(※線の太さによって手描きのニュアンスを出す手法)の処理が施されていますね。 榎戸 第1期の頃から『マッシュル-MASHLE-(以下、マッシュル)』の線の処理はすごくいいなと思っていたんです。撮影処理で線のニュアンスを調整している部分があるんですが、それがすごくよくできていて。これなら「原作らしくやる」というコンセプトもうまくいくんじゃないかなと。そこについてはあまり苦労せず、スムーズなかたちで進めさせてもらえましたね。 ――第1期の成果を踏まえたうえで、あの手法を採り入れたわけですね。 榎戸 そうですね。同じ技術でも別の方針で使えば、また違う画面が作れるんじゃないかと思っていました。少しにじんでいたりザラッとしたような画面全体の質感も、撮影監督の鈴木(彬人)さんが参考に合わせてくれたんですが、こういった処理も楽曲にある軋み音などのアナロ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く