『うぞのしにこ』と読む。 この文字列を、人間、動物、無機物、現象などの名前に採用すると、壊滅的な被害が出る。 ■ 2024年8月。一般販売書籍名に『右園死児報告』を確認。 9月3日発売表記。 予約受付段階。
『ミルナの怪』=2022年に某匿名掲示板の「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」というスレッドに投稿された話——いわゆる洒落怖。 『ユウナの呪』=怪談作家兼オカルト系インフルエンサー〝輪廻Q〟が2019年に発表したモキュメンタリー形式のホラー小説。 『キクナの怨』=ネット小説作家〝清白キクナ〟が2023年に某Web小説サイトにて公開したネット小説。 これは、それぞれの『✕✕✕の✕』がもたらした悍ましい出来事についての、一連の記録である。 主にSNSや匿名掲示板等のインターネット上を舞台にした、モキュメンタリー形式のホラー小説です。 ※第一章の『ミルナの怪についての記録』は拙作の完結済みホラー短編(同名)をほとんどそのまま流用していますが、何箇所か細かな…続きを読む
※9月1日19時より再連載いたします。よろしくお願いいたします。 ◇ 「第45回横溝正史ミステリ&ホラー大賞」に参加しております ◇ 関東大震災の翌年、大正十三年。 群馬の奥地の温泉地に流れ着いた十五の白骨の謎、そして国内屈指の養蚕家の遺言に示された相続人の正体を求め、華族の次男坊・土御門保憲と、文芸誌の記者・蘆屋いすゞが向かった先は、平家の落人の隠れ里…… 『十三塚村』 そこで彼らは、前代未聞の連続殺人事件に遭遇する――。 資産家の一族の思惑と、千年の因習に囚われる村人たち、そして消えた軽業一座の運命。 絡み合う糸が紡ぐ先にあるものに、目撃した者全てが戦慄する。 ◇ 大正時代を舞台にしたミステリー小説です。 ※当時の時代背景を演出するため、現在ではタブーとされる…続きを読む
とある山間の村で、行方不明者が続出した。 神隠しを揶揄していた村人達は、ひと月後、天井からぶら下がるそれを目撃して恐怖に駆られた。 民家の天井からぶら下がり、降ってきたのは、5人の行方不明のうち1人の遺体だったのだ。 これは呪いなのか、それとも、村の神の祟りなのか……。 この超常現象を解決する為、2人の捜査官が村を訪れた。 しかし——。 ※noteに投稿中の照魔機関版天井下がりの元になった話です
ホラーとは全く違う、ホラーゲームの世界へ かげはし 転生して女に生まれ変わった紅葉秋音は、ここがホラーゲームの世界だと気づく。 しかも最大にして最悪のハードモードなホラゲー『ユウヒ―青の防衛戦線―』、略して夕青のメインキャラクターの一人だった。 紅葉秋音というキャラクターができるのは弓道部としての天才的な力のみ。しかし転生した秋音は弓なんてしたことがなく、特技も何もない状態だった。 「ハードモードどころかナイトメアモードじゃねえか!!」 ゲームにおいて、遠距離攻撃が得意な秋音は必要不可欠な存在。 負け続ければ、いつか死ぬ。そんな恐怖に怯えていたある日、彼女は思いついた。 「そうだ、知識しかないなら主人公に全部押し付けちゃおう! あいつなら頭脳特化だし、いい方法が思いつくはずだ!」 死亡フラグを抱えた秋音は、生きたいがために主人公の神無月鏡夜と手を組むことに決めた。 ホラーゲームの知識を主人
蒐集した不思議な話や怪異譚を書きます 工務店さん 建設業を生業にしています。 職に関する物件の話や、同業者からの話、他取材したお話をまとめました。 HONKOWA本誌にて、『ある設計士の忌録』の原作提供やってます。 それ故に、こちらでの筆名は『工務店さん』にしました。 物件の話である人物が絡む話は、こちらで出さない方向ですが、たまに有るかもしれません。 かなり古い話が多い為、書き出すときにリライトしております。 主に怪談会等のイベントで話したものになります。
「月干支癸卯日干支庚辰。許容荷重が増大したため、肉穢写を再開する」 「なお許容荷重の増大は■■■■の影響と思われる。引き続き■■■■を継続。経過を観察する」 「対象は邪視の目。脅威判定はC+」 祝詞のような音声が響くが不明瞭で解読は不能。 時折、ノイズと呻き声のようなものが混じる。 「謹んで頂戴いたします……」 じゅるり…… 何かをすするような音。 ブチッ…… 何かを噛んで爆ぜるような音。 低い呻き声。 喘ぐような息遣い。 絶叫。 「ああ婀ぁっぁぁぁぁあ咨アッ!!」 「目が……!! 目が……!! ああぁああっぁあああ!!」 「っずずずうずうずずずうずうずずっっっっず」 「ひいぃいいぐっぐぐぐぐぐっぐぐぐぐぐ」 「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」 「たいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたい……」 「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ……」 「やえて目がやああああえてええええええ
人づきあいが苦手な会社員の水瀬友美。 ある平日の朝、休暇を取ってソロキャンプへ出かけた。 初めて来たカカシの立つキャンプ場。 そこで気さくなソロキャンパー、恭子と出会った。 他のキャンパーたちとも知り合って、キャンプファイヤーまでやることに。 互いに知らない者たちと、一夜限りの穏やかな宴。 たまにはこんなキャンプもいいと、友美は満足な一日を過ごした。 しかし翌日、予想だにしない異変が起きていた。 解放感のあるキャンプ場から、なぜか出られなくなっている。 しかも他のキャンパーたちが、昨日のことをすっかり忘れていた。 一体何が起きているの? 私はどこへ来てしまったの? 私は何をしてしまったの? やがて明らかになる真相に、友美の困惑は恐怖へと変わった……
人里離れた森の奥に佇む一軒の館。 そこは訪れた者に災いが降りかかる『呪いの館』として昔から恐れられていた。 そんな『呪いの館』に一人の浮浪児の少年が忍び込んだ。 少年は怪奇現象に追い立てられ、逃げ込んだ先の部屋の中で少女の人形に姿を変えられてしまう。 変化に戸惑っていると、館の主を名乗る魔女が現れてこう告げた。 「お前はもう元の身体には戻れない。永遠に人形としてこの館にさまよい続けるのよ」 だが、魔女のそんな無慈悲な宣告に対し少女の人形は目を輝かせる。 「こんな豪邸でずっと寝泊まりしていいのか!?」 幽霊屋敷で人形にされてしまった少年が巻き起こすホラーコメディ。 ※「小説家になろう」でも同名義同タイトルで投稿しています。
書籍版『夜行奇談』の打ち合わせを終えた後、僕が最初に取りかかったのは、「はじめに」と「おわりに」の執筆だった。要は前書きと後書きである。 ウェブ版に準拠した本編のエピソードと異なり、この「はじめに」と「おわりに」は、書き下ろしとなる。しかも打ち合わせで言われたように、「おわりに」では、得体に関する補足も入れなければならない。 その他にも、「はじめに」の段階でどの程度得体の正体を臭わせるのか、逆に「おわりに」でどの程度詳細に触れるのかなど、改めて考えなければならない要素がいくつもあった。 それらを考慮した上で、いざ実際に二つを書いてみると、今度はウェブ版に書かれている内容と矛盾が生じる、という事態が起きてしまった。 具体的にどんな矛盾かは、敢えてここでは説明しないが――これに関しては、「ウェブ版と書籍版はパラレルなのだ」と考えて、割り切ることにした。 なので読者の皆様も、もしウェブ版と書籍版
※書籍版発売中です※ https://www.kadokawa.co.jp/product/322307000942/ ※一応シリーズ化してます(書籍はまだです)※ https:…
クトゥルフ×ブロマンスの異色ホラーサスペンス。「怪異の掃除人」シリーズ第三弾。 怪しい三十路男とお人好しの大学生男子が、時に軽口を叩き合い、時に背中を預けながら、名状しがたい怪異に立ち向かっていく。 きっちり着込んだスーツの上に不審者面が乗っかった曽根崎は、知る人ぞ知る“ 怪異の掃除人 ”である。 警察では解決できない不気味な事件を専門とし、必要とあらばあらゆる手を尽くして“ 無かったこと ”にする。 そこにひょんなことからアルバイトとして勤めることになった大学生・景清は、今日も曽根崎に金をちらつかせられながら共に調査に向かうのであった。 ※月・木が更新日です。 【怪異の掃除人シリーズ】 怪異の掃除人 …続きを読む
【カクヨムコンテスト7でホラー部門大賞とComicWalker賞を受賞しました。書籍2巻、コミックス2巻発売中。 第三部完結しました。応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。物語の大筋はこれで一区切りですが、番外編等続けていきます】 この世界には善とも悪とも呼べない、理解不能な神がいる。 毎年身体の一部が村に降ってくる神、姿を現すことなく村人の死後内臓を食い荒らした事実だけを残す神、ダムの底でエレベーターに住まう死者を迎える神、一切の記録がなくただ信仰だけが残る神–––– 理解もできず、対処もできず、平穏を脅かす神々と、ただ記録し続けるしかない役所の人間たちの話。 【第一部・登場人物】 片岸:語り手。領怪神犯調査員。行方不明の妻を探す。 宮木:領怪神犯調査員。片岸の後輩…続きを読む
一見全く関係のないように見える一つ一つの記事や体験談が大元の怪異へ繋がるという構成が新鮮で読み進めていましたが、途中で「これフィクションとか言ってるけど本当は実話なのでは?」と疑心を持つようになってしまいました。 ここまでリアルに表現できる文章力と発想が素晴らしいです。
実録・プロ作家が語る感動と笑いとちょっぴり深刻な闘病生活 山本弘 知らない人が多いと思うけど、僕は5月10日から9月5日まで病気で入院していた。病名は脳梗塞。 文章が書けなくなり、絶望のあまり死を望んだこともあるが、今では立ち直り、このようにパソコンで文章を打てるようになっている。だが、かつてのように早くは打てない。この文章にしても、ほんの1ページを打つのに何時間もかかっている。 ツイッターをやっている方なら、僕がこの数ヶ月、他の人のツイートにリツイートするばかりで、僕自身の文章をほとんど書いていないことにお気づきかと思う。言いたいことは山ほどあるのだが書きたくてもできないのだ。スマホでほんの2、3行のコメントを打ちこむでさえ、今の僕にとっては重労働なのである。 しかし、いつまでも引きこもってはいられない。自宅でリハビリを続けながら、少しずつ、書くペースを上げていきたいと思う。 そこでこの
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