連載目次 コンピュータの心臓部であるCPUが高性能化するにつれ、最近のコンピュータ・システムではより大容量のメモリを搭載するようになってきている。CPUの処理能力を生かすためには、メモリは高速であるだけでなく、大容量でなければならないからだ。メモリが少ないとディスクへのスワップが多く発生し、せっかくの処理能力を発揮することができない。 このような事情のため、家庭ユーザー向けのPCであっても、最近では2Gbytesとか4Gbytesものメモリを搭載する製品も少なくない。と同時に、32bit版Windows OSではなく、64bit版のWindows OSも選択できるようにしている製品もよく見かける(ソニーなどは一部の製品を除き、64bit版Windows OSを標準採用している)。システムにメモリを4Gbytes搭載しても、ハードウェアやチップセットの制限のために、実際には3Gbytesとか