がれきの中に立てた看板に「がんばろう!石巻」と書く佐藤光敏さん(右から2人目)ら=宮城県石巻市で2011年4月11日午前9時40分、森田剛史撮影 ↑クリック↑すると次の写真に進みます 未曽有の被害をもたらした東日本大震災は11日、発生から1カ月を迎えた。いまだ被害の全貌が明らかにならない中、仙台市の宮城県庁では犠牲者の冥福を祈って黙とうがささげられた。岩手県大船渡市でがれきの一斉撤去が始まり、仙台空港の一部再開への動きなどわずかながら復興の兆しもある。その一方で、福島県は深刻な原発事故の影響を受け事態収束のめどすら立っていない。 ◇追悼 宮城県庁では午前10時の県災害対策本部会議の開催に合わせて約2400人の職員が約1分間黙とう。村井嘉浩知事ら県幹部約20人が同席した阿久津幸彦内閣府政務官ら政府関係者らとともに立ち上がって黙とうした。 県幹部の一人は「震災からの1カ月は本当にあっという間だ