2011年12月9日、文化審議会は静岡県浜松市の「旧住吉浄水場ポンプ室」関連施設7件などを登録有形文化財に登録するよう中川正春文部科学大臣に答申した。 (参考:北九州市「水道100年のあゆみ展示会」-今年の11月に100周年を迎えるにあたり、イベント開催) image from 浜松市 今回、を登録有形文化財に登録の答申となったのは、「旧住吉浄水場ポンプ室」関連施設7件である。同施設は浜松市が1931年建設した施設であり、現在も建設当時の状況に極めて近い状態で保持されているなど、希少性が高い。 同装置類は実用性だけではなく、外壁などにも装飾がなされており昭和初期の水道施設の様子を現代にそのまま伝えるものとなっている。また、浄水場ポンプ室には当時の機会が数多く残されている。静岡県ではこの他に、「富士カントリー倶楽部クラブハウス」、「旧菅沼家住宅関係2件」が答申の対象となっている。