シリア・ホムス(Homs)のJouret al-Shayyah 地区で上がる黒煙。反体制派のシャーム・ニュースネットワーク(Shaam News Network)提供(2012年7月11日撮影)。(c)AFP/HO/SHAAM NEWS NETWORK 【7月13日 AFP】(一部更新、写真追加)シリア中部ハマ(Hama)近郊の村で12日、政府軍が戦車とヘリコプターで村を攻撃し150人以上を虐殺したと、シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)が明らかにした。同監視団は当初、死者数を100人以上と発表していた。一方、反体制派組織の司令官は200人が虐殺されたとしている。 AFPの電話取材に応じたシリア人権監視団のラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdel Rahman)代表によると、政府軍は戦車とヘリコプターでTreimsa村を攻撃し、こ
14日、シリア中部ハマ近郊のタラムセ村の攻撃で壁が崩れた家の前で、虐殺に使われた銃弾の薬きょうを手に取って見せる住民(共同) 【タラムセ共同=土屋豪志】「けが人がたくさんいた部屋に油をまき、火を放ったんだ」。内戦状態に陥ったシリアの中部ハマ近郊の農村タラムセ。死者220人以上とされる新たな虐殺が起きた村の家の壁は軒並み銃撃で穴が開き、息子を失った女性は泣き崩れながら惨状を訴えた。人骨状のものが残る焼け焦げた部屋には、異様な生臭さが漂っていた。 14日午後(日本時間同日夜)、国連シリア監視団(UNSMIS)に同行し、日本メディアとして初めて現地に入った。 ▽殺気立つ住民 男性住民数十人が記者を取り囲む。「記者か?」「(アサド政権を擁護する)ロシア人か?」。焼け付く日差しの中、大声を上げながら詰め寄る住民の殺気立った雰囲気に汗がどっと流れ出す。 「日本の記者だ」と繰り返し説明し、ようやく落ち
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