抗生物質などの抗菌薬を不適切に使うなどして薬が効かなくなる耐性菌による感染症が問題になっていることから、国立の医療機関が現状や予防法などをわかりやすく伝える動画を制作し公開しています。 動画は3分40秒ほどで、耐性菌による死者が2050年に1000万人に上ると予測されることや、耐性菌が増えると感染症が治りにくくなり手術や抗がん剤の治療などが難しくなるといった影響などを、イラストとナレーションで伝えています。 そのうえで、抗菌薬の使い方について、かぜには効果がないことや、医師の指示どおりに服用し自分の判断で飲んだりやめたりしないことなど注意点を挙げています。 また、感染症を予防するために、ワクチンの接種を効果的に行うことや、手洗いの徹底、せきが出る場合にはマスクを着用することなどを呼びかけています この動画は国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンターのホームページで見ることが