首都圏の台所、築地市場の移転先となる豊洲新市場では、土壌の汚染対策として東京都が、敷地全体に行ったと説明してきた盛り土について、実際には建物の地下では行われていなかったことが明らかになりました。豊洲市場への移転をめぐっては、小池知事が安全性の確認が不十分だとして当初、ことし11月7日に予定していた移転時期を延期することをすでに表明していて、東京都の説明が事実と異なっていたことで、市場の移転計画に影響することも予想されています。問題はどのように起きたのか? 今後どのような展開になるのか? まとめました。 東京都の小池知事は、9月10日都が、これまで、築地市場の移転先となる豊洲市場の土壌の汚染対策として敷地全体に行ったと説明してきた盛り土について、緊急の記者会見を開きました。都のこれまでの説明では、対策の柱となった、汚染された土壌をきれいな土と入れ替える盛り土工事は、およそ40ヘクタールある豊
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