知的障害がある子どもたちの入所施設では、法律の改正で来年度末までに18歳以上になっても施設に残っている人たちに退所してもらわなければならなくなっています。しかし、次の行き先が決まっていない人たちが1200人に上ることが、施設で作る団体の調査でわかりました。 知的障害がある子どもたちの入所施設では、原則18歳になると施設を出なければなりませんが、特例で住み続けることが認められていて、今回の調査で、これらの施設に入所している6635人のうち、18歳以上の人たちは、4分の1に当たる1322人に上ることがわかりました。 しかし、児童福祉法が改正され、来年度末までに18歳以上の人たちは施設を出なければならなくなり、ことし9月の時点で次の行き先が決まっていない人たちが、1220人に上ることがわかりました。 このうち、住み慣れた同じ地域に施設がないという人が256人、施設の順番待ちという人が178人、家