米Googleは現地時間2014年8月6日、TLSプロトコルを採用したセキュアな接続HTTPSに対応しているWebサイトを検索ランキングで優遇する方針を発表した。すべてのWebサイト運営者にHTTPからHTTPS接続に移行するよう強く勧めるとしている。 同社は過去数カ月にわたって、検索結果のランキングを決めるアルゴリズムで、暗号化接続に対応しているかどうかを“シグナル”(判断要素)として取り入れるテストを実施した。「結果が好ましいものだった」ため、HTTPS対応をランキングのシグナルに使うことを決定したという。 現在のところ、シグナルの重要度としてはたいへん軽く、「グローバルクエリーの1%未満の影響にとどまり、コンテンツの質といった他のシグナルほど重くはない」としている。 同社は今後数週間のうちに、Webサイト運営者がTLSを簡単に導入し、よくあるミスを犯さないようにするための詳細なベスト