独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2009年9月30日,コンテンツをさまざまなWebブラウザで閲覧した際の互換性向上を支援するツール「Pirka'r」(ピリカル)を,オープンソース・ソフトウエアとして正式公開した。互換性を検証や,コンテンツ編集機能を備える。 Pirika'rは以下のような機能を持つ。HTMLやCSS,JavaScriptを検証し,ブラウザに依存する記述がないかどうかを検証する「ブラウザ互換性チェック機能」。コンテンツがFirefox, Internet Explorer, Safariでどう表示されるかを,1画面に並べて表示する「マルチブラウザビュー機能」。また,コード補完や,シンタックス・ハイライト,構文チェックが可能なHTML/CSS/JavaScriptのエディタを備えており,指定したURLのコンテンツをディレクトリ構造を保ったままダウンロードし編集できる。