コラム：ナポリを見て死ね | Goal.com３バックか、４バックか。それが問題だ？ イタリア北部で騒がれているそんなテーマも、ティレニア海の太陽の下では大した意味は持たない。 金を掛けたチームづくりを、否定などしない。ついに始まったチャンピオンズリーグ（ＣＬ）で、マンチェスター・シティの選手たちはまばゆかった。 エディン・ゼコはまるでブラックホールで、ボールとともに相手ＤＦを２人、３人と引き寄せる。そうして人とスペースが空いたことで、セルヒオ・アグエロへボールを渡すことが可能となる。このようにして１３分にパスをもらったアルゼンチン人は、スペインや母国代表として見せたほどでもないが、十分に鋭い腰のキレから、逆サイドのポストをわずかに外れる一撃を放った。 ヤヤ・トゥーレは、もはや移動要塞といった趣きだ。前述の２トップを中盤で動かし、時に壁となる巨漢ＭＦは１７分、ＣＫからのカウンターで一気に持ち上がる。アグエロからやはり鋭い切り返しを含む
