8月24日から東京の国立新美術館で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が開催される。国立美術館としては、手塚治虫以来28年ぶりとなる漫画家の個展。週刊少年ジャンプ黄金期を支え、30年以上も続く「ジョジョの奇妙な冒険」が主役だ。単行本は通巻120巻を超え、スピンオフ作品も生まれた。各界を代表するクリエーターや漫画界でもファンを公言する人が多い。独特の絵柄とストーリー展開から「ジャンプでは異端」の作品と呼ばれながらも、荒木さんは「これ以上、王道の漫画はない」と断言する。キーワードは「信じる道を歩むこと」。そして「切り開く力」――。(石戸諭/Yahoo!ニュース 特集編集部)