ナチス略奪の絵画発見=ドイツ南部で1500点 【ベルリンAFP=時事】独誌フォークスは3日、1930〜40年代にナチス・ドイツが略奪した絵画1500点近くが、南部ミュンヘンの芸術品収集家の子息宅で見つかったと報じた。20世紀美術の巨匠パブロ・ピカソの作品も含まれ、約10億ユーロ(約1330億円)の価値があるという。 発見されたのは、フランツ・マルクらドイツの画家や、ユダヤ人収集家が所蔵していたフランスの野獣派の画家マティスの作品など。この男性は生活のために数点を売ったが、大半は約半世紀にわたり、男性宅の薄暗い部屋に隠されていた。(2013/11/04-07:45)