2020年の東京五輪開催を起爆剤に、サブカルチャーの街、中野がさらに変貌を遂げる――。警察大学校の移転跡地の再開発で2013~14年に早稲田大学、明治大学、帝京平成大学やキリンホールディングスなどを誘致したのに続き、中野区はコンサート会場として長年、親しまれてきた「中野サンプラザ」を解体・再整備し、JR東日本と組んで初の駅ビルを建設する構想を新たに明らかにした。大学進出・本社移転で昼間人口2万人増
会社員や学生でごった返す商店街=中野区中野駅前の路地でマップを広げる観光協会の鈴木さん=中野区地図を真剣に校閲するボランティアスタッフたち=中野区 【後藤遼太】アニメやフィギュアの店がひしめく中野ブロードウェイを中心に、サブカルチャーの発信地として名をはせる東京・中野。この春、大企業の本社移転や大学キャンパスの開設が重なり、街は大変貌(へんぼう)を遂げた。そんな中で浮上したのが「ランチ難民問題」。地元有志が立ち上がった。 「7人? 席無いのよ。ごめんなさいね」。5月初旬の暖かい昼下がり。会社員や学生でごった返すJR中野駅北口の商店街で、スーツ姿の男性たちがすごすごと定食屋から出てきた。 「どこも満員。今ので3軒目です。個性的な店が多くて楽しそうだけど、正直どこに行けばいいのやら……」と話すのは、5月に中野に来たばかりの飲料大手、キリンホールディングスの男性社員(31)。 「いつもは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く