舛添要一氏の辞職に伴う東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)に、元都副知事で東京ビッグサイト社長の竹花豊氏(67)が立候補を検討していることが分かった。 竹花氏は27日、産経新聞の取材に応じ、「自民党や公明党が支持してくれれば出馬する用意がある。支持するかどうかは先方の判断だ」と述べ、自公の対応をふまえて決断する考えを示した。自民都連関係者に立候補の意向を伝えたという。 竹花氏は、知名度重視の都知事選で当選した舛添氏や猪瀬直樹元知事が任期途中で辞職したことを念頭に、「有名人の名前ばかりでは過去2度の悪夢と同じ。それで都民に対する責任が果たせるのか」と疑問を呈した。その上で、「都政に身を置き都政のトップが大事だと思うからこそ、立候補を検討している」と述べた。