漫画家という職業は「夢」という隠れ蓑のせいか、不透明で排他的な所が多いです。 売れなければ生活できないほどの給料なのはまだ当然なのかもしれませんが、 何百万が動くかも知れない可能性がある仕事を編集者が口約束で軽く話し、 気軽に中止にされ、作家が先行取材などで大赤字を抱えるということも少なくありません。 私も何度か経験あります。 編集者は「この作品行けますよ」「掲載はまず間違いないでしょう」等という言葉は気軽に言います。 ワクワクして待っていてダメだったことは数知れずです。 もちろん私の実力がないのは言うまでもないのですが、こういう事のくり返しのしすぎで 人間不信になりかけたことがあります。 これは私に限りません。私の知り合いのアシスタント仲間も皆一度は経験あります。 このくらいならまだ良いのですが、アシスタントではなく駆け出しの漫画家さんでもこういう事があります。 連載決定と言われれば漫画