2011年02月06日 食虫植物ウツボカズラの壺を、我が家にしたコウモリ 引用元:ナショジオ 東南アジアのボルネオ島にある小国ブルネイでは、ハードウィック・ウーリー・バット(学名:Kerivoula hardwickii)の一種と食虫植物ウツボカズラ(学名:Nepenthes rafflesiana)の亜種が互恵的な関係を築いている。ハードウィック・ウーリー・バットはウツボカズラの丸い葉をねぐらにし、身を守る。一方のウツボカズラは昆虫も捕らえるが、必要な栄養をコウモリの排泄物から得ている。 研究を率いたブルネイ・ダルサラーム大学のT・ウルマー・グラフェ(T. Ulmar Grafe)氏は、「予想外の結果で本当にびっくりした」と電子メールでコメントしている。 ウツボカズラはおいしそうな蜜で昆虫を誘い、壺のような形をした葉で捕らえる。葉の内側はツルツル滑るため、簡単には脱出できない。壺の