新型コロナウイルスの全国の感染状況について、政府の分科会の尾身茂会長は「第4波に入りつつあるという言い方で差し支えない」と述べました。 また、関西を中心に広がる変異ウイルスが東京に拡大する可能性も指摘しました。 衆議院厚生労働委員会に出席した尾身会長は全国の感染状況について「重大なリバウンドの山に向かっていることは間違いなく、いわゆる第4波に入りつつあるという言い方で差し支えない」と述べました。 また、変異ウイルスの拡大について「関西で広がるイギリス株が首都圏に来ることはほぼ間違いない。早晩、東京でもイギリス株が主流になる可能性があるし、同時に別の変異株が出てくることは折り込みずみだ」と述べ、監視を強めるとともに感染防止対策の徹底を呼びかけることが重要だと指摘しました。 さらに尾身会長は「『まん延防止等重点措置』に一定程度の効果はあると思うし、仮にないということがわかれば緊急事態宣言にすぐ