コミックス倫理規定委員会(-りんりきていいんかい、the Comics Code Authority、CCA)は、かつて存在したアメリカ合衆国の漫画の表現を取り締まっていた機関。法的な検閲とは異なり、民間で統一された自主規制を行う米国漫画雑誌協会(英語版)の一部門であった。加盟している出版社は委員会にコミックを提出し、委員会はそれらのコミックがコミックス倫理規定(コミックス・コード)に従っているか否かを審査し、規定を満たしているコミックには委員会の許可印で承認する。その影響の最盛期においては、コミックス倫理規定委員会はアメリカ合衆国の漫画業界における事実上の検閲機関であった。参加していた中で最後の出版社アーチー・コミックは2011年に参加を中止し、コミックス・コードは廃止となった。 多数のアメリカン・コミックに含まれた不適切と見なされる表現に対する公衆の関心を受けて、コミックス倫理規定委員