もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。 「60年代アメリカの若者文化を見事に描いた映画」。 この映画の評や視聴者レビューで一番多いのがコレ。 でも、この評なら、間違いじゃないけど30点くらいかなあ。 こう思って観るから、ラストシーンの意味がわからなくなるんだろうなあと思う。 あのラストシーンを、“社会の「理不尽さ」や「不条理」を象徴的に描いた”、 という人もいるから驚きだ。 たしかに、アメリカン・ニュー・シネマ的なショッキングな終わり方かもしれないけど、 あれは、何かを象徴した遠回しな表現ではなくて、 “何の含みもないリアルな表現” だよ、と言いたいな。 僕には、この映画には、何の比喩もパラドックスもアイロニーもシュールな表現も見受けられない。 まあ、LSDでラリラリになるところ以外は、だけど。 LSDなんてやっ