相穴熊では角より金 (あいあなぐまではかくよりきん) 相穴熊(お互いが穴熊囲い)の場合、金将は攻めにも守りにも働く重要な駒である。特に終盤での金将は角行より高い価値があることが多い。 遊び駒は活用せよ (あそびごまはかつようせよ) 遊び駒とは盤上で戦線から孤立している駒をいう。遊び駒の存在が敗因になることも多いので、それを活用して自分の戦力を高めるような戦いをすべきだということ。 居玉は避けよ (いぎょくはさけよ) 玉将を1マスも動かさない(先手なら5九、後手なら5一のままにする)ことを居玉という。居玉のまま戦いが起こると、王手飛車の筋に入ったり、反撃された時に脆いことが多いので、何かしら手をつけた方が良いということ。 一段金に飛車捨てあり (いちだんきんにひしゃすてあり) 金将が自陣の一段目にある場合、敵に飛車を打たれる隙がないので、自分から飛車を捨てる手が可能になるということ。羽生善治