しらさぎひめじゃ~。 さ~む~い~のぅ。先日、ウサギ山殿の親せきのウサギ川殿が、姫路に遊びにこられておったのじゃ。ウサギ川殿は神戸に住んでおられるのじゃが、姫路が寒いので風邪をひいてしまったとおっしゃるのじゃ。ウサギ川殿は、『姫路は神戸より寒い!』と言い張るのじゃ。 そういえば、天気予報で見る気温は、いつも姫路が神戸より低いようじゃのぅ。なにゆえ姫路の気温は神戸の気温より低いのか、兵庫県立大学の河野仁教授に聞いてみたのじゃ。 教授によれば理由はふたつあるそうじゃ。 理由その 測定地の違い 神戸の海洋気象台は海から100メートルで標高5メートル。 旧姫路測候所は海から7.5キロで標高38メートルの丘の上。 神戸の測定地は非常に海に近いのじゃ。海の近くは内陸部に比べ、夜の気温がさがらないなじゃ。 理由その 姫路は夜間の陸風が強い 姫路は北方に中国山地につながる標高200-500メートルの山があ