台湾のテレビ局「大愛電視」がこのほど、日中戦争をテーマにした連続ドラマを突然放送中止と発表し、注目が集まった。台湾政府は21日、中国当局からの圧力の有無について調査すると表明した。 『智子之心』は、日本統治下時代の林智恵(智子)という実在の女性を主人公にしたドラマ。林氏は日中戦争の最中、家族の反対を押し切って、旧日本軍の看護婦として従軍し、香港や広州など各地で献身的な救援活動を行った。ドラマは全35話で、セリフの一部は日本語で行われた。 同ドラマは2話を放送後、12日に放送中止となった。さらに、大愛電視は、インターネット上に同ドラマに関する広告、FacebooK上の投稿、YouTube上の動画などをすべて削除した。 中国共産党機関紙・人民日報系の「環球時報」が、同ドラマについて「日本軍国主義を美化している」と糾弾した。中国大陸では放送されていない。 国務院台湾事務弁公室の安峰山報道官は16
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