ブックマーク / www.the-journal.jp (1)

  • 危機の海に漕ぎ出したオバマ政権――就任演説の読み方 (News Spiral)

    空前のお祭り騒ぎに送られて、オバマ新政権が出帆した。が、新大統領が漕ぎ出したのは荒れ狂う危機の海であり、一身に寄せられた過剰なまでの期待に応えて船を正しく導くことが出来るかどうかは、全く保証の限りではない。何しろオバマは、米国政治史上で言えば「黒人初の大統領」に違いないが、より大きな世界史的・文明論的次元では「アメリカ帝国が崩壊し始めて初の大統領」なのだから。 ●危機の認識 《我々が危機のまっただ中にいることは、今はよく理解されている。我が国は、暴力と憎悪の広範囲にわたるネットワークに対する戦争の最中にある。我が経済は酷く衰弱していて、それは一部の人々の強欲と無責任の結果であるけれども、同時にまた、我々皆が困難な選択を行ってこの国の新しい時代を準備することに失敗した結果でもある。》(高野仮訳、以下同) 米国が直面する危機の根源が、イラクとアフガニスタンでの戦争と強欲的な金融資主義の破綻の

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